「洗う」を考える



洗うを再考する


最近、洗うという作業を見直したほうが良いのではないかと思い始めています。
肌にはリキッドファンデーションやアイメイクがしっかりと張り付き、
頭皮にはヘアカラー剤がべったりと塗られる。
これらは界面活性剤が作り出す美容の世界。


付けたら必ず「洗う」
洗い終わって、肌がキュキュッとならなければ取れていない、と思ってしまう。
洗い過ぎも洗わな過ぎも、どちらも肌にはNG。
結果的に疲労=老化につながってしまう。


市場にはいろいろな種類のクレンジング剤、洗浄剤があり、消費者は迷っています。
ということで、これからの「洗う」についての適切なアドバイスで
肌の疲労回復をご提案したいと思います。


 



クレンジングは、2通り。


辞書では
①きれいにすること。浄化。
②化粧落とし。メイク落とし。

THE HERBSでは、この正しい解釈を用いて、クレンジングとメイク落としを分けて考えています。


 


クレンジングと洗顔の今


一般的には、クレンジングでファンデーションやアイメイクを落とし、その後洗顔料で洗い流します。
界面活性剤を多く使用するため、肌を保護する働きとは相反するケアをすることになります。
また、ヘアカラーやパーマではさらに強いアルカリ剤を頭皮に塗布してシャンプーで洗い流します。
これらが結果的に、若年層の肌荒れ、乾燥や敏感・脂性、また頭皮かぶれなどの原因のひとつとなっています。


 



これからどのようなケアが必要か。


洗浄しすぎず、不要なものをきれいに洗い流す。肌表面のpHを弱酸性に整える洗浄(クレンジング)方法が必要。
肌の新陳代謝を正常にし、肌表面の角質層を整えて皮膚の保護作用を高めること。

でもそんな夢のようなものはありません。
メイクを落とすには界面活性剤、それを落とすには泡洗顔が必要です。
では根本から洗うことを見直し、その手前のファンデーションやヘアカラーを見直してみたいと思います。


 


洗うことをよりシンプルに、簡単に



洗顔料の要らないメイク落としとクレンジング。
きしむシャンプーでトリートメントを使わない慣習。
最初は誰もが驚くけれど、肌や頭皮はそれがとても嬉しい。
なぜなら、生命に必要な植物成分(フィトケミカル)を豊富に配合しているから。

洗う事とケアを同時に行うということ。
それは単純に肌刺激を減らすことができます。
乾燥や敏感、ニキビ、かぶれなどを起こりにくくすることができます。
必要最低限のケアで最大のパフォーマンスをしてくれるのが植物のチカラです。

この概念をまずは理解して頂き、今後の美容に役立てて頂ければと思います。


 


ヒフは考える臓器。



最初にお伝えしたい事は、肌は自ら生きて働いているという事。
皮膚細胞は、自ら整える働き(恒常性)を持ち、常に健康でいたいと働いている。
それは本来の美しい状態をつくります。

THE HERBSで考える「スキンケア」とは、肌の働きを助けてあげる事なのです。

「洗う」という概念は最も重要。
だからファンデーション選びもとても大事。
洗い方を変えれば、それだけでエイジングケアになります。



ノー泡洗顔。簡単なのに、しっとり楽ちん。



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